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第一位|天ざる

天ざる
お蕎麦の横綱は誰が何と言おうと『天ざる』だと思っています。お蕎麦の味や香りは冷たい物の方が良く味わえますし、その店の天ぷらに対する姿勢や技術も誤魔化せません。
天ぷらの衣は硬すぎず、柔すぎず、衣に花が咲いて、ほのかにごま油の香りと香ばしさがするものが吉です。海老が小っちゃくって衣ばかり馬鹿でかいなんていうのは言語道断。海老の太さも見ましょう。細い海老を伸ばしてなおさら細くして長さだけを長く見せているものもあります。勿論味は口に含んだ時に海老特有の甘みがするものが吉です。

第二位|鴨南蛮そば

鴨南蛮そば
温かい蕎麦に鴨とネギを煮込んだのが入っているのが鴨南蛮です。鴨の脂の出汁(だし)が温かいつゆに絶妙にマッチします。鴨肉は硬すぎず、脂は多すぎず少なすぎず、『鴨とはこんなにおいしいものだったのか』と認識させてくれるメニューです。
南蛮とはネギのことを指します。その昔ネギは南蛮渡来の食材だったと言うわけです。鴨は現在では殆どが本当の鴨肉を使っています。以前は鴨肉があまり出回っていなかったために鶏肉を使っていましたが、現在では鶏肉を使っている店では『鶏南蛮』としていることが多いようです。本当の鴨肉といっても、よく川や池に居る首の青い鴨ではなく、養殖の合鴨です。合鴨とは鴨とアヒルをかけたもので、色も白く殆ど見た目はアヒルです。しかし、養殖の合鴨の方が味に泥臭さもなく、肉も柔らかいので食べやすいでしょう。

第三位|にしんそば

にしんそば
身欠き(みがき)にしんを甘く煮込んだものをお蕎麦の上にのせて食べるのが『にしんそば』です。
にしんの甘みが蕎麦のおつゆとこれまた絶妙にマッチします。魚の嫌いな人には薦められないメニューではありますが、一度チャレンジしてみる価値はあります。
『にしんそば』は元来うす味の京都が発祥なので、それに合わせて『にしんそば』のおつゆだけは少しうす味にしてにしんの味とうまく溶け込むようにしてあるかどうかがポイントでしょうか。
京都が発祥と書きましたが、元祖は南座の前にある『松葉』です。ここのにしんを真似て製造しているメーカーも多々ありますが、やはり元祖が一番でしょう。

第四位|おかめそば

おかめそば
おそばやさんで一番コストパフォーマンスが高く、栄養面でも優れているメニューだと思います。店によって違いますが、厚焼き玉子、お麩、竹の子、板(かまぼこ)、鶏肉、青味、蟹棒などが入っています。
『おかめ』の名の由来は、これらの具をおかめの顔のように並べたからだと言われます。

第五位|カレー南蛮

カレー南蛮
生カレーや片栗、その他を独特の配合でかけ汁に溶いて、うどんにかけたのが『カレー南蛮』です。これほど店によって味がまちまちなメニューも無いでしょう。味、色、とろみの加減、千差万別ですが、当たれば『こんなにうどんとカレーは合うものなのか』と感心させられます。夏の暑い日に汗をかきながら『ホクホク』言って食べるのも吉です。

第六位|冷し中華

冷やし中華
夏は『冷し中華』に限ります。手不足であることや手間がかかる事を理由に、昨今ではメニューに載せていない店も増えてきたのは残念です。中華麺はかん水を使っているため、そば湯の品質が落ちるのでやりたくないというのも減少の一因になっています。が、これは絶対やめてほしくない! 良心的なお店では、中華麺だけは別の釜で茹でているところもあります。
上に乗っている具もいろいろですが、鶏の笹身がのっていれば当たり、海クラゲがのっていれば大当たりです。錦糸卵は自家製が当たり前、冷凍や乾燥の錦糸を戻したものはハズレです。